デジタル水産業戦略拠点整備推進事業の地域計画について

大阪・泉州広域水産業再生委員会は、これからの大阪漁業の発展のため、デジタル技術を活用し、毎日の操業データ（操業位置・漁獲量・漁獲金額）や漁場環境データ（潮時・水温・塩分・ＤＯなど）から漁場形成をＡＩ解析し漁業の効率化を図るとともに、情報の見える化によりオープンな市場運営が可能となるＥコマースの運用データとしてもこれらを活用する。また将来の市場統合を見据え、インターネット入札の活用やデジタルマーケットの開設などにより新たな顧客を獲得し、市場規模の拡大と魚価の向上を目指す。

　これらの取組みにより、効率的な漁場選定、市場ニーズに合わせた漁業の実施が可能となり、エネルギーロスを防ぐと同時に資源回復も可能な新しい漁業を創造することができる。

　本事業においては、以下５つの事業分野に分けてプロジェクトを構成している。

　ⅰ．大阪湾見える化プロジェクト

　ⅱ．デジタル市場運用プロジェクト

　ⅲ．WEBマーケットECサイトプロジェクト

　ⅳ．浜マルシェ青空市場マーケットリサーチプロジェクト

　ⅴ．大阪湾水産流通プロジェクト